首里城には政治を司る表の世界に対して、
女性が取り仕切る世界の「御内原」と呼ばれる場所がありました。

琉球国王などを除いて原則男子禁制、
王妃を中心とした多くの女官達が仕えている、まさに「奥」の世界。

琉球は国王による統治国家でしたが、神女の影響力と権限はともて大きく、
政治や外交とは別に信仰を司る「聞得大君」を頂点とした神女たちが
国王の長寿と子孫繁栄、航海安全、国家の安泰や五穀豊穣を祈願していました。

神女が巡拝する行事は首里城だけでなく、琉球全土で行われていたそうです。

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この「百人御物参」では、日頃首里城の「奥」で暮らし、
影の存在である神女たちが、「表」の正殿前へ登場します。
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首里城の表と裏の世界が繋がる印象深いシーンです。
これから首里城内にある聖地(御嶽)を巡拝する祭祀儀礼が厳かに再現されます。

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諸官(男性役人)たちも神妙な面持ちで迎え入れます。

 

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首里城最大の聖地である「首里森御嶽(すいむいうたき)」拝礼
ここでは祈りのことばである「おたかべ」が唱えられます。

 

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その後神女達は「京の内」にある4ヵ所の御嶽を拝みます。
京の内は男子禁制だったことから、この先は神女だけでの巡拝となります。

 

巡拝を終えた神女たちを諸官が出迎え、再度首里森御嶽を拝んだ後、再び
「奥」の世界へと戻っていくのです。

数ある首里城の再現儀式の中でも、特に琉球王国独特の世界観を
感じることのできるもので、とても神聖な気持ちになります。
ぜひご覧ください。

 2015年1月24日(土)・25日(日)

【1回目】12:00~13:00
【2回目】15:00~16:00

場所:首里城正殿前御庭~下の御庭~京の内

 

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